開発部門
少数精鋭の20代から30代の若い社員を中心に、
様々な疑問を解決し新たなことに
チャレンジしています。
社員同士の会話も多く風通しの良い環境です。
R.M
開発二課
2023年入社 薬科学専攻
液体分散体の開発が主な業務となります。お客様の要望に合わせて、わたしたち開発者は液体分散体を1つ1つカスタマイズし、お客様が求める仕様で設計することができています。設計開発検討は小さなラボ設備で行いますが、製品化に向け量産段階でもラボスケールと同じ品質が再現できるように緻密に調整し、生産部門へ引き継ぐことも開発者の重要な役割となります。お客様からの良好なフィードバック、数量が多いリピートサンプル依頼を頂戴したときに喜びを感じます。一方で芳しくないフィードバックの場合、次こそは絶対に良いサンプルを作ってみせる!と気合が入ります。難しい仕事であると捉えていますが、総合的な視点からモノづくりに携わることができるのは、開発者としてやりがいを感じています。
T.O
開発三課
2023年入社 農学研究科専攻
開発三課の業務は分析業務と色材管理の大きく2つあり、私は分析業務の全般を行っています。例えば製品が変色してしまった時に、変色していないものと比較して成分に違いがあるのか分析したり、異物が入ってしまった時にその異物がどのようなものか分析しています。分析が終わったあとは、報告書にまとめて依頼者に結果を報告。出てきた結果のみをフィードバックするだけではなく、どのようなことが考えられるのか知見があるときは記載して、原因究明に少しでも近づける報告書を作成することも大切な役割だと思っています。分析依頼は川本工場の各部署からのみではなく、大阪や名古屋、時には海外工場からも来るため、日本ピグメントで扱っている材料や作っている製品を幅広く知れることも魅力の1つです。
K.K
技術開発課
2023年入社 環境システム科学専攻
お客様より要望のあった機能性マスターバッチの設計・開発を担当。100kg以下の少量で試作を行い、安定する加工の条件出しや求められる品質・性能の評価、営業の方を通してお客様とやり取りを行っています。また少量試作でのサンプル評価が良好だった場合は、1t単位で量産機での試作を実施しています。実際に試作をしてみないと、どうなるか分からないところに面白みを感じています。同じ濃度の添加剤を練り込ませようとしても、樹脂のグレードによって問題なく練り込めることもあれば、練り込めないこともあります。「どうしてうまくいかなかったのか」「なぜあの時はうまくいったのか」を考え、加工条件を見直したり、樹脂の粘度などの性質の違いから考えたりして、次に繋げられるよう知見を広げていけるところが魅力です。